大容量ストレージシステム

技術資料 『オートチェンジャのしくみ』

オートチェンジャのしくみ
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  • オートチェンジャの主な機構

オートチェンジャには、光ディスクを格納する「ディクスチェンジャ」と呼ばれるものや、テープメディアを格納する「テープライブラリ」と呼ばれるものがあります。
オートチェンジャは、ホストコンピュータに接続され、管理ソフトから制御されます。
オートチェンジャは、主にアーカイビング用途に使用され、チェンジャ内に格納したメディアをドライブに搬送し、データの読み書きを行います。
ここでは、弊社製品「DVDチェンジャ DJ-20」を例に、オートチェンジャの主な機構を説明します。
機構
機能
ドライブ
 メディアへのデータ書き込み、メディアからのデータ読み出しを行います。
スロット
 メディアを格納する棚です。
ピッカー
 スロットのメディアをドライブに挿入したり、排出されたメディアをスロットに戻すロボット搬送機構です。メディアをつかむ部分をピッカーと呼びます。
メイルスロット
 チェンジャの外部からメディアの挿入、外部へのメディアの排出を行う部分です。
制御部
 ロボット搬送機構を制御します。
ホストバス
インタフェース
 オートチェンジャとホストコンピュータの接続部分です。
  • オートチェンジャの動作

オートチェンジャのドライブと制御部はSCSIデバイスであり、内部でSCSIバスに接続されています。
オートチェンジャの主な動作である、

  • メイルスロットに挿入されたメディアを、スロット(棚)に搬送し格納。

  • スロット(棚)のメディアをドライブに搬送。

  • ドライブから排出されたメディアをスロット(棚)に搬送し格納。


  • これら一連の動作は、ホストバス・インターフェースからドライブと制御部に対し、SCSI規格に準拠したコマンドが送られることにより動作します。
    SCSI規格では、オートチェンジャはSCSI medium-changerと呼ばれます。DJ-20をはじめ、弊社のオートチェンジはすべて、SCSI機器となります。

    下記に、DJ-20を動作させる際に要求されるSCSIコマンドを示します。

    機構
    機能
    ドライブ
    • ドライブには1台ごとにSCSI IDが設定されています。
    • メディアをドライブに搬送するコマンドは、ドライブをエレメントアドレスで指定します。
    • ドライブを2台搭載する場合は、Data transfer element 513 と 512 で指定します。
    • 挿入されているメディアへの書き込み/読み出しは、ドライブへのWrite/Readコマンドで行います。
    スロット
    • メディアをスロットに搬送する場合、スロットをエレメントアドレスで指定します。
    • 20枚のメディアを格納する場合、Strage element 1 から 20 で指定します。
    ピッカー
    • ピッカーは、Transport element 0で指定します。
    メイルスロット
    • メイルスロットは、Inport/Export element 256 で指定します。
    制御部
    • 制御部にはSCSI IDが設定されています。
    • メディア搬送などのSCSIコマンドを発行する対象となります。
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